スポーツが上達する為にはイメージトレーニングが大切な事をご存知の方は多いでしょう。
そこでイメージトレーニングのメカニズムをちょっとご紹介します。
ここでは分かりやすいように視覚的なイメージのみを取り出してご説明します。
(実際には眼からの情報だけでなく五感からの情報全てが統合されて身体は反応します)
実は私達の眼は物を見ていません。
ただ光の信号をキャッチし、その情報を脳に伝えているに過ぎないのです。
そして脳はその情報を元に処理した結果、
そのものを認知する訳です。
つまり私達は眼で物をみているわけではないのです。
脳で観ているわけです。
それも脳のネットワーク内でしか物が観れないんですね。
それが証拠に隠し絵は最初どこに動物が隠れているかわかりません。
ところが集中してその絵を見ていると見えてきます。
そして一旦見えるようになると今度は見えない状態には戻れません。
つまり勝手に見えてしまうわけです。
これが眼で物を見ているのではなく、
脳で観ているという理由です。
ですから
実は私達の身体の反応は
眼→脳→身体という順番で情報が伝わった結果です。
ところが
実際に身体の反応をコントロールするのは
眼からの情報を元に脳が認知した事に対しての結果なので、
眼からの情報どおりではない事があるわけです。
さて、実はイメージトレーニングとは
脳が認知した結果で身体が反応するメカニズムを利用したトレーニング方法なのです。
つまり、眼からの情報なしで直接脳に認知させようと言う訳です。
お解かりになりますか?
俗に言われるイメージ力と言うもので
脳に直接映像を映し出すのです。
そうすると身体は眼から入った情報なのか?
それともそうでないのか?
区別することなく反応します。
その結果実際にボールを打っていないのに
上達していくというわけですね。
これがイメージトレーニングのメカニズムです。
ですから、イメージトレーニングを効果的に活用する為には
直接脳に認知させる力がポイントになる訳です。
一流の選手達はこの力がとても優れている訳です。
ですから実際には見た事がなくても
さも映画を見ているかのように脳で映像を観る事ができるのです。
ところがこの力の無いプレーヤーは
脳に認知させる映像が不鮮明なわけです。
ですから身体の反応も不鮮明ななってしまうのです。
という事はイメージトレーニングを成功させる一番のポイントは
いかに脳に直接映し出すことができるか?
ということですね。
さて、このイメージ力と言われるもの、
実は誰もがトレーニング可能です。
日々継続して地道にトレーニングしていると必ず向上してきます。
その結果イメージトレーニングの効果を最大に発揮できるようになります。
こうなると実際にコートに行かなくても「勝手に上達しちゃう!!」
なんて事が起きるわけです。



