あなたはどれ位自分の身体の事を知っていますか?
またどれ位自分の身体を意識して動かす事が出来ますか?
ところで「自分の身体」について
考えた事がありますか?
実は私達は産まれた時、自分の身体についてほとんど何も解っていません。
つまり、自分の手や足などの今では日常的に無意識に使う事が出来る部分でさえ、
最初はどこにあるのか?
全く解っていないのです。
自分の身体の皮膚と外界との境目も解っていません。
もちろん眼もまだ見えません。
それが外界からの刺激によって少しづつ分かるようになっていきます。
そして、それぞれの身体の部位を意識できるようになっていくのです。
つまり、指先をコントロール出来るようになったり、
足をコントロールできるようになったりするわけですね。
身体意識とでも言ったらよいのでしょうか、
そういうものが成長と共に身体の各パーツを
自分の意識でコントロールできるようになっていくのです。
さて、テニスにおいて上達する為には
自分の身体の各パーツを効率よくコントロールしなければいけません。
これは当然の事ですね!
身体の動きが悪ければ、
当然ボールのコントロールやスピードの精度を上げる事はできませんから、
つまり、その為には自分の意識で上手く身体をコントロールする事が上手な方が
良いわけですね。
ですが、実はこの「身体意識」
人によってかなりの差があります。
先ほども言ったように私達の身体は産まれた時
ほとんど何も解っていません。
そして、コントロールする事もできません。
赤ちゃんは最初指先を上手くコントロールする事ができないのです。
それが成長と共に器用にコントロール出来るようになってきますよね。
このように最初はコントロールできない身体をある意味トレーニングによって
コントロールできるようになるわけです。
逆に言うと私達の身体はトレーニングしないと
コントロールできないように出来ているわけです。
その為に身体をコントロールする能力に差が出てくるのです。
身体をコントロールする為にトレーニングした量によって
その人の身体意識が変わってくるんですね。
つまり、普段あまり意識する必要がない部分にまで意識を向けた人
とそうでない人は当然その身体感覚に差が生まれてくるのです。
この差はテニスをする時にとても大きな差になって表れます。
ちなみに、あなたの身体意識を感じてみましょう。
左足の薬指と左手の薬指
どちらが上手くコントロールできます?
右足の薬指の輪郭と右手の薬指の輪郭
どちらがはっきりと感じる事ができます?
きっと手の方が上手くコントロールできるでしょう。
そして手の方が輪郭の感覚がはっきりしてるでしょう。
そして、もう一つ、足の薬指を上手くコントロールしようとしても、
はっきり輪郭を感じようとしても、
急にはできない事がわかりますか?
この身体感覚
急には出来ないのです。
実はテニスでも同じ事が言えます。
だからコーチに
「○○さん~、手がこうなっていますから、そうじゃなくてこうしてくださいね!」
「○○さん~、その時は足をこういう感じで、身体の向きはこれぐらいでしましょうね!」
と言われても
「う~ん、解っているんだけどなぁ。。。。」
「解ってるけど出来ないから、困ってるんだよぁ。。。。」
「どうして、できないのかなぁ。。。。」
ということになるんですね!
だって、今足の薬指は動かす事が解っていて、
自分では動かそうとしているのに
コントロールできなかったでしょ・・
これと同じ事なんですね。
さて、ではどうすれば
このように意識してコントロール出来ない各パーツを
コントロール出来るようになるか?
この秘訣が
「自分の身体を対話する」
事なんですね。
「自分の身体を対話する」と言っても、もちろん身体はしゃべってはくれませんから
本当に対話する事は不可能です。
ただ、対話するように自分の身体に聞いてやるようなつもりで
自分の身体を感じるのです。
多くの場合、自分の身体をコントロールしようとすると
「命令」する事がほとんどです。
つまり、
「手をこうしよう!」
「足をこうしよう!」
「腕はこうしないと!」
「膝はこうしないと!」・・・・・
身体の感覚に聞くことなく一方的に命令している訳です。
ところが
「この時は手はどんな感じなんだろう?」
「こうしようとすると足はどんな風になるんだろう?」
というように自分がイメージした事に対して、
自分の身体はどのように動いているのか?
又どんな状況になっているのか?
を感じるようにすると
今までコントロール出来なかった身体の各パーツの身体意識が濃くなっていきます。
その結果自然とイメージ通りにコントロール出来るようになっていくんです。
これは赤ちゃんが産まれた時、手足をコントロール出来ないのにそれがコントロール出来るようになっていく事と全く同じです。
このように自分の身体に命令するのではなく、
「自分の身体との対話」が上手になってくると
身体の隅々までの身体意識が濃くなっていくのです。
その結果、自分の身体のコントロールが上手になり、
結果としてテニスが上達するという訳です。
どうです?
「自分の身体との対話」大切にしてみませんか?



